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コンサルタントの生活の知恵(1)睡眠対策

2013年10月25日

激務を乗り切る生活の知恵。現役コンサルタントからすると当たり前かもしれないが、世の中から見ると結構なノウハウ!?ということで、シリーズ化で公開して参ります。
<睡眠対策> ●短時間でも絶対に起きる方法 まず、「目覚ましで起きられるよ」という人。それは甘い。まだまだ疲れ方が足りない。人間、本当に疲れると、目覚ましが鳴ろうが震度6の地震が来ようが、目が覚めないものだ。(私だけかもしれませんが・・・) 必ず起きるためには、「誰かに起こしてもらう」というのが一番良い。そのためには「信頼出来る、起きられる人」と一緒に暮らすことが望ましい、というのが一般的な見解である。親、妻、恋人、友人など。出張先などで一人で起きられる自信が無い場合は、フロントのみならず、恥ずかしがらずに上司や同僚にモーニングコールを頼んでおこう。私はクライアントにまで「えと、低血圧で朝が弱いので、一応電話して下さい♪」などと頼んだことがある。頼むは一時の恥、起きられないは一生の恥だ。早朝の会議の場合などは、先に待ち合わせの駅に行っておいて、そこのホームで寝たりしているとだいたい会議に出席する誰かの目にとまって、起こしてもらえる。とにかく、いかなる手段を使っても「誰かに起こしてもらう」ことが大切だ。 頼む相手がおらず「自分一人」で、どうしても起きなければならないという局面に立たされた時は、再度考えてみてもらいたい。この場合も実は見方を変えると「知らない人に起こしてもらう」という方法がある場合がある。例えば「電車で寝る」「ファミレスで寝る」「駅のホームで寝る」という感じで、要するに「公共の場所」で寝ていると、誰かが起こしてくれるものだ。ちなみに私自身は山手線で良く回っていた。東武線で意味無く終点まで寝たこともある。 更にどう頑張っても「誰もいない」場合。結論から言えば、この場合に最もお勧めするのは「風呂で寝る」ことである。風呂で寝ると、夏場だと約2~3時間、冬場だと1~2時間で「寒さに耐えられない」ぐらいの温度となるため目が覚める。これは確実だ。あと以外と目が覚めるのが「フローリングで寝る」ことである。結構板の間で寝ると痛いので、暫くすると目が覚める。言うまでも無いが、目覚めた後は非常に気分が悪い。しかし、睡眠確保のためにはやむを得ないものだ。 ●会社で熟睡する方法 睡眠に割り当てられる時間が少なくなってくると、家まで帰るのが面倒になってきて、会社で寝泊まりするようになる。その時に重要なのは、「いかに会社で熟睡するか」ということだ。会社に仮眠室やベッド、ソファーの類がある場合は、勿論それを活用して頂きたい。寝袋を持ち込むというのもコンサル業界では常套手段である。そういったアイテムが無い場合、会社の床に転がって寝るのも良いが、床は固くて身体が痛くなるのであまりお勧めではない。ここでお勧めしたいのは、「椅子で寝る」という方法である。 椅子で寝るには大きく2つの方法がある。「仰向け」と「うつ伏せ」である。 まず「仰向け」の寝方であるが、椅子に浅く腰掛けて背もたれを倒し、背もたれの上部に首を置いて動かないようにして、寝る。この寝方のメリットであるが、背筋が伸びるため非常に姿勢として寝やすい。ただディメリットが2つあり、1つは「座骨神経痛」になることである。身体の重みが「太股の裏側」に一手に集中するため、かなり座骨神経が痛む。もう1つのメリットは「寝ている間抜けな顔を人に見られる」ということだ。仰向けで寝ている姿は、はっきり行って不細工である。しかし睡眠には変えられない。不細工な顔を見られても、仰向けで寝るのは気持ちよい。裏技としては、顔にタオルをかけておく、というのがある。こうすると、まぶしくないし、顔も見られないので、一石二鳥だ。しかし、顔にタオルを掛けて仰向きで椅子の上で動かないでいると、良く「死んでない?」と言われた。 「うつ伏せ」の寝方にもコツがある。机の上に手を伸ばして、その手を枕にして寝る方法が一般的だ。うつ伏せの寝方のメリットは、右と左で姿勢を変えることが出来る点である。例えば、右手を伸ばして寝ると、右の太股に重心がかかる。そのまま寝ていると右足がしびれてくるので、今度は左手を伸ばして、左に重心をかける。数十分おきにこれを繰り返すと、座骨神経への負担は少なくすることが出来る。また、仰向けと違って、寝ている間抜けな顔は見られない。ディメリットであるが、この体制で寝ると、腰が痛くなる。また、下を向いているので、油断していると「よだれ」が出てしまうことが多い。腰痛については、適宜「仰向け」の体制と入れ替えることで回避するしかない。「よだれ」については、寝る前にきちんと、「よだれ」が落ちそうな場所に、ハンカチかティッシュを敷いておくことで回避可能だ。 ということで、「仰向け」→「うつ伏せ・右重心」→「うつ伏せ・左重心」→・・・というサイクルを30分おきぐらいに繰り返しながら寝ると、かなり快適である。あとは「間抜け顔隠し」と「よだれ」対策のためのタオルが一枚あれば完璧だ。 ●目が覚める食べ物 コーヒーを飲んだら目が覚める、なんて言っているうちはまだ甘い。コーヒーを飲もうが、「眠眠打破」を飲もうが、リゲインを飲もうが、black and blackガムを噛もうが、眠い時は眠いものである。ここでお伝えしたいのは、そんな甘っちょろい状況ではなく、本気で目を覚ましたい場合にどうするかである。 最もお勧めなのは、「唐辛子」「酢」「わさび」である。 もうおわかりだろう。最近はハバネロという素晴らしい食べ物が出ている。人間性を失いたくない方は、ハバネロぐらいに留めておくことをお勧めする。もっと人間性を失ってもいいので目が覚めるものが欲しい!という方は、「タバスコ」を飲んでみてもらいたい。あとは「酢」である。これも「はちみつ黒酢」みたいな甘っちょろいヤツではなく、「原液の酢そのもの」を飲む。そして「わさび」。これもチューブのヤツをそのまま口に入れてみてもらいたい。 はっきり言って、目が覚める。 後でかなり、胸焼けがするのと、虚しい気持ちになるのは、言うまでも無い。しかし「眠気に勝つ」ためにはやむを得ないものだ。個人的には、「唐辛子」と「わさび」はあまりにも虚しいので、「これは健康のためなんだ!」と言い聞かせて、たまに「酢」をなめていた。最近は健康系の商品で、玄米黒酢だの、シークワーサー黒酢だの、もろみ酢だの、色々あるので、それの「原液」を常備しておくと良いだろう。